事故事例
2018.10.12
豪雨による土砂崩れと発電設備への被害
【概要】
平成30年7月豪雨(気象庁命名)をはじめ、今年は短期間で集中的に降る雨が多く発生し、それらに伴う土砂災害も全国的に発生しました。
弊社がメンテナンスを請け負っている発電所においても、発電所敷地内で土砂崩れが発生し、発電設備に被害が出る案件がありました。
【原因】
発生した原因としては、短期間に大量の雨が一度に降ったことで、地盤が大量の水分を含み、土砂が崩れ易い状態となったことであると思われます。
【対策】
完全な対策というのは難しいですが、造成時にただ土を押し固めるのではなく、低層緑化により植物の根で地盤を強くする、コンクリートなどで地面を固めるなどの対策も併せて実施することが、土砂災害発生のリスクを低減させるために必要となります。